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UMEBACHI Story

さぁ、出逢いにいこう

梅鉢は小さなおうち型ゲストハウスで、
ゲストの方同士やスタッフとゲストの方の距離が近く、アットホームな雰囲気です。
思いきって開けたドアの先には、新たな世界観が待っているかもしれません。

梅鉢がある仙台市宮城野区平成。
ここは昔ながらの商店街があり、
個性豊かな飲食店、個人商店、公園での光景、
あちこちから地元の人の暮らしを感じることができます。

2011年の新築オープン以来、日本や世界を旅するバックパッカーをはじめ、
家族旅行、イベントやお仕事の方、更にはフラッと遊びに来るご近所さんなど、
様々な方たちにご利用いただいております。

夜、スタッフやゲストの方の
「こんばんは」「おかえりなさい」「いってらっしゃい」と
声が響く共有スペースでは、
元板前オーナーと女将が、
地元の食材を活かした手作り晩ご飯とともに、
宮城の地酒をはじめ様々なものを
リーズナブルに提供しております。

こういった梅鉢に集ったすべての要素が、
梅鉢の最大の魅力である「交流」を生みます。
ご宿泊いただくあなたもその一人。

皆様にとって、日常では味わえない、
国や、肩書き、価値観を超えた交流ができ、
新たな自分や世界観に出逢える場所でありますように。


日常や街中の喧騒から離れ、自分なりの時間を過ごす。
人生の1ページに梅鉢を加えてみてください。

Masakiオーナー / シェフ

20才のころ。人生の中で迷ったときに選ぶ基準が、
旅先で出会った「幸せの価値観」から出来上がりました。
そして29才になり、自分の人生のすべての点がつながり梅鉢になりました。
沢山の人と出会い、励まされ、助けられ、皆様と共に私は歩んできました。
自分自身と向き合い、これからを見つめること。
それは旅も同じかもしれません。
梅鉢との出会いが皆様の人生にとってかけがえのない事になりますように。
お会いできることを楽しみにしております。


Keiko女将

女将の敬子です。
歌ったりピアノを弾いて気分転換するのが好き♪ビールが大好き♪
気楽に生きていけるように努力してます(笑)
みなさんと梅鉢でお会いするときに、この広い世界の中で、梅鉢に来てくださって、ここで出逢えるということに、奇跡とご縁を感じています。そしてゲストさん同士、スタッフとも、みんながつながって、これから更にどんなご縁が広がっていくのかなぁととってもワクワクします。
今は私の知らない世界をみなさんからたくさん教えてもらえることに感謝の日々です。
少しでもみなさんにも、仙台、宮城、日本のことを、人との出逢いの嬉しさや楽しさを、知って、感じていただけるように、梅鉢をつくっていきたいです☆
新しい出逢いと、再会を楽しみに、お待ちしております(*´∀`)

スタッフと共に皆様を心より
お待ちしております。

スタッフ募集

自分の夢を叶えるためのステップとして、今までの人生を振り返る時間として、
あなたのお話を聞かせてください。
梅鉢で働くから発見できる本当の自分に出逢えるかもしれません。

〈歴代のスタッフからのコメント紹介〉

01 /
アトゥ

「梅鉢がきっかけ」

私は大学卒業後、1年目に仕事を辞めてしまい自分が何がしたいのか、何をすれば良いのかわからなくなっていた時がありました。そんな時、ある拍子に東日本大震災で大きな被害を受けた地域に行ってみようと思いました。実家のある茨城から青春18切符を使ったのんびり格安一人旅で1泊目は仙台で安い宿を探してたまたま見つけたのがゲストハウス梅鉢との出会いでした。

ゲストハウスの予備知識もなく、宿泊することになり相部屋で寝ることや一緒に泊まる人達はどんな人だろうとワクワクよりもドキドキが多かったことを今でも思い出します。初めて梅鉢に入った時は、アットホームな雰囲気に安心したのを覚えています。来て夕食までは迎えてくれた女将の敬子さんとゲストさんと話をして過ごしました。夜にはオーナー真輝さんの夕食とお酒を他のゲストさんと一緒にいただきました。夕食後にゲストさんと「明日どこ行くの」という話題になり、震災被害の大きイメージが強かった気仙沼に18切符で行く予定と言うと、特にノープランで18切符を持っていたゲストさん2人(ちなみにこの2人も前日に梅鉢で出会ったばかり)が「じゃあ一緒に行こうよ!」と言ってくれて3人で気仙沼に行くことになりました。道中ではお互いの震災当時の思いや梅鉢になぜきたのかなどを話したり、気仙沼でお寿司を食べたり写真を撮ったりと、昨日出会ったとは思えないとても思い出深い旅となりました。元々梅鉢は1泊で他の地域も廻ろうと思っていたのでその後2泊は各地域のビジネスホテルに泊まりましたが、梅鉢が楽しすぎてすぐに梅鉢ロスに陥っていました。
偶然、一人旅を安宿を探したのをキッカケにゲストハウス梅鉢を知り、もっと梅鉢にいたい、知りたい、この楽しさを味わいたいと思いスタッフをやることにしました。
スタッフをやる前はいろんな人達と出会えて楽しそうだなという気持ちがありました。実際にやってみると予想以上に、梅鉢に泊まりにくるゲストさんは個性的な方が多くて(例えば、ヒッチハイカーや「職業=自分」と名乗る人)今までの生活ではなかったであろう出会いがたくさんありました。また、実際にやってみると毎日のように違う人と出会うことになるので多少疲れることもありました。そんな時には1人の時間をあえて作ったり、スタッフ同士で美味しいご飯を食べに行ったりもして息抜きをしていました。あと、ゲストハウスのスタッフをやるのであれば毎日のように掃除の時間があるので掃除好きにはたまらないかもしれません。
印象に残っていることは、夜ご飯でたこ焼きパーティをすることになった時に大学生時代に学祭でたこ焼きの経験が活かされてうまいと褒められたことや、仲良くなったゲストさんと盛り上がって近所に呑みに行ったり、近場に観光に行ったりしたことが思い出に残っています。それでも1ヶ月のスタッフ生活毎日が本当に思い出深いです。
梅鉢でのスタッフを経験したことでたくさんの考えや生き方に出会えたことで自分自身が少し楽な考えをもてるようになりました。仕事がうまくいかなかったり、自分が失敗したりすると自分は他の人に比べて劣っているんじゃないかと不安になったりすることがあります。でも自分は自分、他の人は他の人と割り切ったり、いろんな生き方があって良いと思えるようになりました。
私自身がそうであったように何か生き方に迷っていたり、何か漠然としたモヤモヤを抱えている方がいましたら、何かキッカケを与えてくれる場所になると私は思います。
ゲストやスタッフと過ごした時間はとても大切な時間であり、今でも梅鉢が旅行に行くと言うよりも故郷に帰る場所になっています。 いつでも「おかえり」と迎え「いってらっしゃい」と送り出してくれるゲストハウス梅鉢であなたが活躍し大事な時間を過ごしてくれることを願っています。

02 /
梶原 wally ムネヒロ

「僕の人生を変えた場所」

当時21歳だった僕は地元で3年間務めた工場を特に理由も無いまま辞め、「あー、これからどうしよっかな〜」と考えながらダラダラと実家生活を満喫して1ヶ月が過ぎたある日、高校の同級生に誘われて2泊3日で仙台に旅行に行くことに。東北に行くのは初めてで、そもそも旅行なんて家族旅行か修学旅行でしか遠出したことがなかった僕は、友達にスケジュールを丸投げしていた。

地元の山口県から仙台まで約3時間ほどで、空港からレンタカーで県内を観光して、友人が値段だけ見て取っていた宿へ。
到着したのは、僕も友人も人生で初めての「ゲストハウス」という宿泊施設だった。気さくで親切なスタッフの方が対応してくれ、ここがどういう施設なのかを教えてくれた。
お酒やおつまみを買ってリビングでゆっくりしてたら、ヘルパーさんが自然に話しかけてくれて他のゲストと繋いでくれ、とても盛り上がった。
その盛り上がりの中で、オーナーから突然「きみ、うちでヘルパーしなよ」と。僕はその場の楽しさもあり「やります」と即答。
その時の印象は、こんなに楽しい場所で働けるのか!!最高だ!!くらいにしか考えていなかった。
友人との旅行は終わり、一旦地元へ戻り準備をして再出発。移動手段はヒッチハイク。
仙台へ到着してすぐ女将さんに「羽生くんのパレードに行こう!」と誘われスタッフみんなでお出かけ。初日から仙台を満喫して、夜はゲストと交流もできた。やっぱりこの時間は本当に楽しい時間だと感じた。
翌日から清掃業務や接客などを教わり、思っていたよりも細かいところまで清掃していることや、接客に関しても気遣いがしっかりと行き届くようにしている点に驚いた。
お昼の業務が終わると、時間があればみんなで仙台観光やイベントなどに行く時間もあり充実した時間を過ごせた。
夜の業務では、ゲストのチェックインやリビングでの談笑に加わりゲスト同士をつなぐことに、やりがいを感じて楽しみながらも自分がゲストとして宿泊した時とは違い、気遣いを心がけながら会話するのが難しい時もあった。
特にコミュニケーションのとりずらいゲストや、どうしても自分と合わないゲストの場合は、無理に関わらずにある程度の距離を置くようにしていた。
ゲストの中には、意気投合して翌日一緒に観光に出かける方も多く、僕自身もいろいろなところにゲストと一緒に観光に行った。
ヘルパー経験がきっかけで、僕の人生で最も影響が大きかったことが、料理に触れたことだ。
オーナーが料理人とゆうこともあり、一から料理を教わり、時には僕の故郷の郷土料理「瓦そば」でパーティーをしたりした。
また、仙台にちなんで「ずんだ餅ワークショップ」や「雨どいの流しそうめん」などなど、自由にイベント事をさせてもらうことができた。
2ヶ月間ほどヘルパーをさせてもらい、旅立つ頃には地元の常連さんや宿泊の常連さんとの繋がりができていた。
たった2ヶ月で、こんなに人と繋がれる場所はゲストハウス以外ないのではないかと思うほど充実していた。
ここでの経験から、僕は地元に帰り23歳の春にゲストハウス「ウズハウス」の立ち上げメンバーとして就職し、2年間ほど務めた。
僕の人生は「ゲストハウス梅鉢」から変わったと行っても過言でないほど、梅鉢は大きな存在で一生忘れられない時間をくれた場所。
人との接し方や、その土地への愛情、自分自身をどうやって表現するか。教えてくれた場所。

03 /
エリー

「岩手→梅鉢→広島」

スタッフになる前は、地元の岩手で会社員をしていました。当時は「今の会社で定年まで働くことは考えていないけど、特別やりたいことがある訳でもないし、適度に休みもあって、福利厚生が整ってて。同期が辞めても、何だかんだ残って続けるんだろうな」と漠然と思ってました。

ゲストハウスに初めて泊まったのは社会人になってから。きっかけは「ひとり旅だし、宿代を抑えられたらいいな」と軽い気持ちでした(笑)。
ゲストハウスでは国籍や年代、住んでいる場所、職業、その日ゲストハウスにいる理由もバラバラの人たちが「偶然」出会って会話が生まれて、いつの間にか仲良くなっている、ということも多くありました。「観光ですか?」「どちらからいらっしゃったんですか?」という、ちょっとした一言がきっかけで。
そんな風に色々な人と話をして、自分の知っていた世界は本当にほんの一部なんだなあ、と実感しました。
仕事を辞めて旅をしている人、休暇で観光に来ている人、誇りを持って仕事している人、目標に向けて頑張っている人、自分と同じように仕事や人生にちょっとしたモヤモヤを抱えている人。自分になかった考え方にも出会いました。

そうした刺激の影響もあり、次の就職先を見つけることなく仕事を辞めることを決めました。(見つけてから、と言ってると多分辞めないと思ったので。)
「地元は出たい。あ、仙台いいな。梅鉢の「ご近所さん」になれたらいいな。でも、せっかく仕事辞めるんだし、ちょっとゆっくり次のこと考えてみてもいいな。いつもスタッフ楽しそう。夏に転職するとして、3カ月くらいかな。やってみたい!」ざっくり言うとこんな感じでスタッフに。3月に会社を退職し、4月にスタッフデビュー。春夏秋と季節は過ぎ、3人のスタッフの卒業を見送り、雪が降り、年を越し、気がつくと9カ月経ってました(笑)。

9カ月。色んな日がありました。BBQや海での運動会。外国のゲストが多い日やみんなお出かけしたりして静かにまったりな夜。「はじめまして」の人同士がカードゲームでワイワイしたり、お酒を愉しむ夜。ゲスト、ご近所さん、スタッフ、つい数時間前までつながりのなかった人達が土間でテーブルを囲んで楽しく笑ってる空間が好きでした。
そして何より、「みんなで食べるごはん」っておいしいんですよね。梅鉢ではスタッフもゲストと一緒にテーブルを囲んでごはんを食べます。梅鉢のごはん、もちろん味も美味しいのですが、誰かと一緒にテーブルを囲んで食べるとより一層美味しい、というのを改めて感じます。(おつまみもパクパク進んじゃう笑)

仙台で働いて「ご近所さん」になろう思っていた私ですが、現在は仙台空港から飛行機で1時間半、十分「ご近所」圏内!(笑)の広島で働いています。
岩手で仕事しながら就職先を決めようとしたなら選ばなかった、選べなかったであろう決断。梅鉢でのスタッフの経験は大きなものです。真輝さん、敬子さん、一緒に働いたスタッフ、ご近所さん、ゲストさん、みんなに「エリー」を育ててもらった9ヶ月でした。

昨日まで行ったことのなかった場所なのに、次の朝には、帰るのが惜しくなるような場所に。そして、次の目的地に向かって「行ってきます!」と出発できる。私にとって梅鉢はそんな場所でした。
梅鉢に訪れる皆さん、宿として、交流の場として、それぞれ、思い思いに満喫していってください!
スタッフに興味がある方へ。私みたいに、「将来ゲストハウスをやりたい」がきっかけじゃないスタッフもいます。スタッフとして、ゲストさんとは違った目線で梅鉢で過ごす時間。感じることがたくさんあると思います。いい時間が過ごせますように。まずは「スタッフ、興味があります!」と伝えるところから!

04 /
マーク

「梅鉢は第二の実家」

僕が梅鉢に出会ったのは2014年2月。
気づけばもう5年も関わっていて、今ではすっかり愛してやまない心の故郷だ。

最初は僕にとって数あるゲストハウスの一つだった梅鉢という宿。
それでも偶然ご縁があって二度目があり、その時から梅鉢を“旅の目的地”として何度も何度も遊びに行くようになった。

梅鉢では国籍も性別も年齢も職業も全てがフラットで、スタッフもゲストも自然体で過ごすことが出来る。それはスタッフが誰よりも梅鉢という空間を楽しんでいるからだと思う。
ゲストの時もスタッフの時も、よく“誰がスタッフかわからない!”なんて冗談をゲストから聞いた。スタッフは力むことなく楽しくゲストと接しているし、ゲストも自然と思いやりをもって動いているからだろう。
僕はそんなあったかい空気がとても好きで何度も足を運び、果てには自分でもそんな空間をつくりたくなって、住み込みでスタッフをするようになった。(そして1年の予定が1年半も過ごしてしまった!)

梅鉢が他のゲストハウスと違うのは、地域に対して非常にオープンで、気軽に遊びに来るご近所さんが多いことだと思う。
旅人はご近所さんから、どこの牛タンが本当にオススメかとか、こんな隠れスポットがあるよなんてローカル情報を入手できる。なんなら実際に連れて行ってもらえることもある。逆にご近所さん達は色々な地域や旅の刺激的な話を聞けるのでウィンウィンだ。
僕はゲスト時代からご近所さん達とよく出かけていた事もあり、スタッフになってからは休日の度にカフェ巡りをしたりスノボーに行ったりいちご狩りをしたりと、彼らのおかげで充実した仙台ライフを過ごせた。もちろんそこに初めましてのゲストを巻き込んで皆で出かける事もよくあって、それも梅鉢ならではだなと思う。
今でも仙台に里帰り(?)するとわざわざ時間を作って梅鉢に会いに来てくれる良い友達だ。

「仙台 ホテル 安い」等で検索して偶然このHPを見ている方、是非とも一度梅鉢に泊まってみてください。ゲストハウスは初めてという方が今まで沢山ご宿泊されていますが、ここからゲストハウスの魅力にハマる人を沢山見てきました。
泊まる事にまだ不安がある方は、夜のバータイムにふらっと遊びに行ってみてください。
初めましてでも、まるで旧友の様に肩ひじ張らず、柔らかく出迎えてくれるスタッフが梅鉢にはいます。そして梅鉢なら、様々な背景を持った他のゲストとも自然と話に華が咲き、帰る頃には次はいつ来ようかな?なんて考えているあなたがいると思いますよ!

梅鉢でスタッフをやることに興味を持っているあなた!
やりたいと思う理由がひとつでもあるのなら、やらない理由を考える前にまず梅鉢に連絡してみてください。
日本中、世界中に友達が出来て、旅の目的地がどんどん増えることは間違いないです!
英語が苦手な人でも、海外の友達が出来ると少しずつ話せるようになりますよ。
僕はスタッフを終えてからも、よく国内外のゲストと再会して、楽しく飲んで語り合っています。
1日だけの面識しかないかもしれない。それでも出会った場所が梅鉢なら、一生の友達になることだって十分にありえます。
世界中に友達が欲しい人、新しい自分に出会いたい人、英語を話せるようになりたい人、どんな人でも、興味があれば梅鉢でスタッフをやってみてください!

05 /
どど

「とびきりの一期一会を」

ゲストハウス梅鉢は、「人生に種を蒔いてくれる場所」だと、私は思います。
このページのこの文章を読んでくださっているということは、なんとなくゲストハウスに興味があるとか、

仕事を辞めたこの先は何をしようとか、そんな感じでしょうか。 かつては私もそうでした。長年勤めた会社を辞めたけれど、やりたいことがあるわけではなかったので、夢中になれることが見つか るまで旅をしていました。
その旅の途中に、もしも梅鉢を訪れていなかったら、スタッフになることもなかったら、梅鉢にいたから知り合えた何百人何千人との 出逢いがなかったら、今の私はどこで何をしているのか、想像もつきません。
それまでの人生を第1章とするなら、第2章のスタートは、間違いなく、梅鉢と出逢ったあの日です。

最初からスタッフになる気でいたわけではありません。もともとゲストハウスが好きで一人旅をしていたのですが、その間、知り合う 人に「仙台にいいゲストハウスがあるよ!」とおすすめされるんです。それが何人も。これは行かねば!と、予約を入れて訪れてみた ら、案の定ハマりました。仙台出張ではいつも梅鉢だよという常連さんや、インドネシアから留学で来たという方たちと楽しく盛り上 がった夜を、今でも覚えています。

ゲストとして宿泊している間、オーナー夫妻や出迎えてくれたスタッフと、今までのことやこれからのことを語り合う時間を多くいた だきました。オーナー夫妻がどんな思いで梅鉢を守っているのかを聞くうちに、ゲストとして泊まるだけではなく、ゲストハウスを動か す側に回ってみたい、と思うようになりました。

スタッフになる前に抱いていたのは「ゲストハウス好きだし、スタッフになるのもおもしろそう」という程度のぼんやりとした期待。しか し、待っていたのは、そんな期待をはるかに超える毎日でした。 何がそんなにすごかったのか、3つに分けて具体的に書いてみます。少し長くなりますが、お付き合いくださいね。

ひとつめ、個性豊かなゲストさん。
梅鉢には、日本各地&世界各地からゲストさんが集まります。ママチャリで日本一周、百名山踏破を目指す山ガール、世界を旅する ヒッチハイカー。書き出したらキリがないほど、自分には到底できないような生き方をしている方がたくさん来ます。もちろん旅のツワ モノばかりではありません。グループ旅行の学生さんやファミリー、ボランティアさん、出張や試験で仙台にいらした方など、さまざ ま。

梅鉢が何よりも大切にしているのは、交流です。共有スペースのリビングでは、ひとつのテーブルを囲み、ゲストさんとスタッフみん なで夜ごはんを食べます。旅の情報交換をしたり、お酒を飲んだり、意気投合して次の日の行動を共にしたり。ゲストさん同士が仲 良くなって、つながりが生まれていく瞬間を目の当たりにできるのは、スタッフとして、とても嬉しいことでした。話を聞かせてもらう中 で、自分自身も旅に出ているようなワクワク感を毎日味わっていました。
ゲスト同士、さらにはゲストとスタッフ同士の距離が近いのが、梅鉢の魅力。私がゲストとして宿泊したときもそうでしたが、初対面 でもすぐに打ち解けることができちゃいます。スタッフになってからは、毎日ゲストさんとの出逢いがあるので、日本中・世界中に友達 ができました。「大人になったら友達はできない」なんて聞くけれど、そんなの梅鉢には関係ないです、ホント。
どんなゲストさんが集うかで、その夜の雰囲気や盛り上がりが違います。今日の梅鉢はどんな雰囲気になるのかな、とぜひ楽しみに いらしてくださいね。

ふたつめ、キャラが濃いスタッフ。
梅鉢に集まるスタッフは、出身も国籍も年齢もバラバラです。梅鉢で何をしたいかも、人それぞれ。自分のゲストハウスを持ちたいと 修行を兼ねて飛び込んで来る人もいれば、旅の合間に居ついてスタッフになる人もいます。ですが、旅が好きでゲストハウスが好き で人と接するのが好きで…つまりは「梅鉢が大好き!」という同じ想いが根っこにある、愉快な仲間たち。 スタッフの一日をざっくり言うと、朝・掃除、昼・休憩、夜・接客、といった具合です。

まず午前中。チェックアウトするゲストさんを見送りつつ、館内の掃除をします。これが思った以上に体力仕事。布団干し、掃除機か け、大量の洗濯、ゴミ出し…終わるころにはクタクタ。でもその後の美味しいまかないが、毎日のパワーの源でした♡(個人的には、 掃除後に浴びるシャワーで至福のサッパリ感をぜひ味わっていただきたい) 昼は自由時間。買い物やカフェに行ったり、リビングでテレビを見たり、思い思いに過ごします。宿泊中のゲストさんの個展やイベン トを見に行くこともありますよ。(まかないをお腹いっぱい食べてしまう私は大抵お昼寝タイムでしたが) そして夕方。チェックインの時間になると次々にゲストさんがいらっしゃいます。「どちらからですか?」と話をしながら、館内のご案内 をします。宿泊業である以上、チェックイン手続きや予約の管理をきちんと行うことは、もちろん大切。ですが、笑顔でお迎えをして、 ゲストさんにとって心地良い雰囲気作りをすることが、梅鉢のスタッフには一番大切なことかもしれません。(とは言え、自分もゲスト さんと一緒になって楽しんじゃいますけどね!)
スタッフ同士はめちゃめちゃ仲良しです。梅鉢で共同生活をしながらスタッフ業務をするので、仲良くならないわけがないです。休 みの日に仙台郊外の温泉にプチ旅行をしたり、消灯後に近くの居酒屋で語ったりすることも多々ありました。(私が熱を出して寝込 んでいたとき、枕元にはポカリ、おでこには冷えピタ、キッチンにはお粥がスタンバイしていました。あれは泣けた) 共にスタッフとして過ごした仲間たちとは、梅鉢を離れて何年も経った今でも繋がっています。「自分のゲストハウスを作る!」という 人がいれば作業着で一緒にDIYをするし、「来週東京に行くけど、みんな今どこ?」と連絡をすればいつの間にか集まるし、「結婚す ることになりました!」と聞けばお祝いに駆けつけるような、フットワーク軽すぎ&仲間想いの人ばかりです。 それぞれの地でみんな頑張っているから私も頑張ろうと刺激をもらえる、そして支え合いながら共に前に進める、かけがえのない 仲間ができました。

みっつめ、人柄が半端ないオーナー夫妻。 たくさんあるゲストハウスの中で、梅鉢のスタッフになろうと決心したのは、間違いなく、オーナー夫妻である真輝さんと敬子さんの 存在があったからです。 少年のような心を持って、ワクワクアンテナに素直に生きる真輝さんと、いつも朗らかでありながら、細やかな気遣いをしてくれる敬 子さん。2人の人柄に惹かれて何度も梅鉢に帰ってくるゲストさんや元スタッフがたくさんいます。私もその一人です。「ただいま」 「おかえり」と言い合える風土を、梅鉢の構想段階から現在に至るまで、真輝さんと敬子さんは耕し続けてくれました。 宿泊以外でも、人が集う機会が多くあるのが梅鉢の楽しさ。毎年恒例のイベント(3.11キャンドルナイトやクリスマスパーティーな ど)の他に、スタッフ発信で行うイベントもあります。日本各地のゲストハウスのオーナーさんを招いたイベントの運営、地域の方々も 巻き込んだ企画など、私もたくさん経験させてもらいました。集まった人たちには、「楽しかった」だけではないどんな満足感を持ち 帰ってもらうか。イベントを通して梅鉢にどんな新しい風を吹き込むか。スタッフの協力を得ながら、考えて考えて考え抜くという経 験を積んだおかげで、広く客観的に物事を見る感覚が磨かれました。 「やったことがないからやらない」じゃなくて、「やったことがないから、一緒にやってみない?」と、どんどん挑戦させてくれた2人には 本当に感謝しています。

以上3つ。ゲストさん、スタッフ、オーナー夫妻。つまり、梅鉢で得たものは「人とのつながり」ってことですね。 人生で一番大切なものは、お金や名声ではなく、「人とのつながりの中で心豊かに生きること」だと、梅鉢で過ごした1年半で教わり ました。笑っていなかった日なんて、1日もありませんでした。

最初に書いたとおり、梅鉢は「人生に種を蒔いてくれる場所」です。「出逢い」という種が蒔かれ、「つながり」が肥料になり、「新しい 価値観」という芽が出る、そんな場所。そこから先、どんな花を咲かせるかは自分次第ですが、梅鉢で過ごした日々と仲間を想えば、 なんだってできる気がしています。
今、改めて感じるのは、初めて梅鉢を訪れたあの日に感じた「おもしろそう」という直感は、間違っていなかったということ。だからこ そ、泊まりたいけど大丈夫かな、自分にスタッフなんてできるかな、と迷っている人がいるなら、声を大にして伝えたいです。

「おもしろそう」に、どんどん飛びついていこうじゃないか!!!

06 /
ドアラ

「英語が嫌いで海外旅行は興味なし!
でも、ゲストハウスと国内には興味あり!
梅鉢の生活を通して『新しい出会いの連続』
英語を勉強する動機に、梅鉢卒業後の半年で3カ国へ!!~新たな
人生のスタート~」

スタッフになる前と、その後
スタッフになる前は、本当に不安な気持ちがいっぱいでした。大好きな梅鉢が嫌いにならないか?英語は話せないけど大丈夫か?僕

一緒に働いてるメンバーに恵まれてたので本当に楽しい日々でした。生活している場でも楽しく、ゲストさんと話すのも楽しい。毎日が新鮮すぎました。本当に楽しい期間で夢を見ているかのような楽しい時間でした。

スタッフになる前のイメージと実際

どんな仕事があるかは、あまり考えていませんでした。ただ毎日来るゲストさんと話して共に楽しむことをイメージしていました。実際は掃除は厳しいこともありましたが、毎日来るゲストさん共に楽しむことはできました。全てのゲストさんに楽しんで貰う方法を考えるの難しかったです。

スタッフになったきっかけ

初めて泊まった時のスタッフの紹介で入りました。梅鉢が好きで梅鉢の一員になりたかったことが大きな決めてです。

印象に残っている事

最後の日はとても印象に残ってます。私のために足を運んできて下さった近所の方、初めて会うゲストさんに温かく見送りして頂き、ここに来て本当に良かったと思いました。最後の自分のスピーチでは、涙が止まりませんでした。それだけ梅鉢が好きで梅鉢としてのスタッフをやりきったことだったと思います。多くの方に温かい言葉を頂いた時に初めて梅鉢のスタッフとして、認めて頂けたと思った1日でした。

印象に残っているゲストの方

いろんな方が印象に残りますが、梅鉢の常連さんの記者の方が印象に残っています。当時、梅鉢に来て3日でした。何をしていいのか?何ができるのか?分からなかった頃です。いろんな話しを聞いて頂きました。「ここで楽しんで頑張りなさい。成長できると思うから」この言葉で心は動きました。梅鉢には自分が決意してきた。だから失敗してもいいだから楽しんでやってやろーそんな気持ちになったことが印象に残ってます。

最後に

スタッフとして大事なことは全力で楽しむことです。だからこそ宿が明るくなると思います。楽しい梅鉢が続いていくことを楽しみにしています。
梅鉢の出会いは僕の宝です。
ここは、もう一つのコミュニティができ新しい居場所にもなりました。辛いことがある時も梅鉢があることで頑張れる原石になってます。
ゲストハウス梅鉢を盛り上げましょ〜

「人と話すのが好き」、
「梅鉢のスタイルが好き」、
「モノづくりやイベント好き」、
「掃除が好き」、
「人生は旅だと思う」等々、
ひとつでも当てはまる
健康な10代から30代の方の
ご連絡をお待ちしております。

興味のある方は、こちらからお問い合わせください。

Photo by : Yasuharu Takemura / Kaori Sasaki / Michael Martin / Masaki Tsunoda